avaice's portfolio

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に公開

去年の4月に自宅サーバーを建ててから1年経ちました。

(建てた時の記事→自宅サーバーを建てました

半年の記事→自宅サーバーを建てて半年経った

技術的な内容は上二つの記事を確認してみてください。

実際建ててみてどうだったか

とてもよかったです。

何がよかったか

すぐにサービスを公開できる

何か新しいものを作った時、Next.jsならVercelにデプロイできますが、Node.jsで作ったサーバーサイドや開発環境のSQLデータベース等、サーバーが必要になる場面って意外とありますよね。そういう時に何も考えずに自宅サーバーのDocker環境でデプロイして、プロキシ・DNSの設定をすればすぐに動く状態にできるのは最高に良かったです。何本公開してもタダ・・・!

Render等にデプロイするよりも当然圧倒的にサクサク動きます。接続数が多かったらまた話は変わってくるかもしれませんが、個人開発なんてどうせアクセスもそこまで無いので・・・。

サーバー機の選定センスが良かった

半年の記事で紹介していますが、自宅サーバーで使っているサーバー機はIntel N100 + RAM16GBのミニPCです。ローエンドCPUですがそれなりに速くて、今の所何も困っていません。消費電力もめちゃくちゃ低くて、年中つけっぱなしですが電気代はそこまでかからないです。

セキュリティ◎

自宅サーバーへのアクセスは、リバースプロキシにしているVPSのIP以外は全て拒否しているので、直接アクセスされる危険性はとても低いです。サーバーにDDoS攻撃されてもリバースプロキシのVPSが止まるだけです。また、レートリミットも設定しているので、SSHのパスワードアタック等も難しいと思います。

NGINXの構成方法がチョットわかった

NGINXを好みの動作にカスタマイズさせていく中で、色々な使い方を学べた気がします。普段なかなか触れられない領域なのでとても良かったです。

何が改善できそうか

リバースプロキシの構成

リバースプロキシがCookieを上手に受け渡してくれなくて、認証ありのWebサービスをデプロイしたときに正しく動作しませんでした。そのサービスは結局面倒くさくなってRenderにデプロイしましたが、これは改善した方が良いです。

性能が貧弱

家庭用のルーター&ローエンドCPUのサーバーなので、もしサービスが爆発的にヒットした場合は負荷に耐えられなさそうです。その時は喜んでガチガチのインフラを導入したいと思います。

最後に

みんなも建てよう自作サーバー!