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2023/08/28 - 2023/09/08の間、ゆめみのインターンシップに参加してきました。
1回目、2回目の投稿は日記的な内容が多かったので、今回はインターンそのものについて詳しく書こうと思います。
(インターンの感想は初日・1週目最終日・最終日(コレ)の3本立てで書いています。)
どんなインターンだったか
【25・26卒】あなたに合わせたバディをみつけます!圧倒的なレビュー環境を体験する、ゆめみの2weeksサマーインターンの開催決定
上記は今回のサマーインターンについてのゆめみからのプレスリリースですが、他のインターンと大きく違う特徴はやはり「圧倒的なレビュー環境」という所でした。実際、毎日随時Slackで「こういうところがいいね!(Good!)」「ここ変えたらもっと良くなるね!(Next)」「ありがとう(Thanks!)」といったフィードバックが送られてきました。
インターンで「圧倒的なレビュー環境」というと、一般的に社員の方から圧倒的な量のフィードバックが一方的に飛んでくるというものを想像しますが、実際はインターン生同士でフィードバックを送ったり、インターン生から社員にフィードバックを送ったり、双方的に気軽にフィードバックを送れる環境でした。
インターンでの実際の業務は、フロントエンド・バックエンドに別れて既存の社内プロダクトを改修・機能追加するという内容で、技術的に高難度なタスクをこなすというよりは、タスク消化やチームメンバーとの共同作業を通して、ゆめみの社風を知ったり 実際に働く上での上手なコミュニケーションを学んだりするのが主な内容でした。
みんな気になる待遇のお話
インターンの2週間はフルリモートで、MacBook Proが支給されました。キー配列はUS/JISのいずれかを自由に選択できました。機種はインターン生によってバラバラでしたが、自分は脳死で全部一番上の構成を選んだのであろうモンスタースペックのマシンが届きました。多分50万くらいの機種で、興奮しました。
報酬は2週間(平日10日)で15万円で一日8時間稼働なので、時給換算で1,875円です。結構たくさんもらえます。早く振り込まれてほしい
志望動機
まず第一に、現在大学3年生でそろそろ就活が始まってくる時期なので、インターンを通して本選考を受ける企業を決めたいという思いがありました。
そこで、インターンを探す時に以下の条件に合致する所に絞りました。
- Must: 興味があり、将来働く可能性がある
- Must: 短期間(〜1ヶ月)で大まかな社風が知れそう
- (できたら)お金がいっぱいもらえる☆
- (できたら)何かしらの成長がある
この条件に沿って調べたところ、ゆめみが合致したので応募しました。
また、やめ太郎さんをはじめゆめみはアウトプットに強い方が多いので、その知識もついでに得られれば良い経験になりそうだった所も決め手でした。
選考について
選考は以下のフローで行われました。
- コーディングテスト
- 面接
- インターン内定
コーディングテスト
APIを叩いてデータを拾ったり投げたりする問題が出てきました。
ある程度開発をしている人であれば全てのテストケースを通せるとは思いますが、命名規則やコンポーネントの分離など色々みられていたみたいです。
あと自分はJavaScriptで解いたのですが、受験環境がNode.js 16だったのでfetch
が使えない罠がありました。
結果は4日くらいで来ました。
以下は実際に送られてきたコーディングテストの選考結果です(掲載許可済み)
お世話になっております。
株式会社ゆめみ採用担当でございます。
この度はお忙しい中、2023年度弊社サマーインターンの
コーディングチェックをご提出いただきまして誠にありがとうございました!
以下に、担当者からのコードレビューをお送りいたします。
今後のご参考になりましたら幸いです。
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# Good
- 短い時間で全てのケースを通過するコードがかけています。
- arrow functionでAPIを叩く関数をメインから独立させられています。
- パラメータをURLSearchParamsを用いて定義できています。
# Next
- 叩くAPIはfetchに直接ではなく、const URIなどで独立させると良いです。
- エラーハンドリングはmain関数ではない箇所ですると良いです。
- resultだけだと何の結果かわかりにくいので、hotelReservationResultなどにすると良いです。
- camelCaseとsnake_caseが混在しているので、統一すべきです。
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また、コードチェックの内容を確認させていただいた結果、
(本名)様にはぜひインターン最終面接へ進んでいただきたいと考えております。
選考結果に加えて、こういうところが良いね、ここは変えたほうがいいねというコードレビューも一緒に送られてきました。他に受けたインターンではコーディングテストのレビューなんて受けたことなかったのでびっくりでした。
面接
面接を受ける前に、自己PR資料やインターンに期待することをGoogleフォームで送りました。実質的にエントリーシートみたいな感じだったのではないかと思います。
面接は基本的に自己PR資料に関する質問が中心でした。他には、インターンに参加した場合はチームでどんな役割を持ちたいか?ということも聞かれました。特に取り繕うこともせずに、普通に思ったことをそのまま返しました。
逆に社員の方に質問する機会もあったので、社員の方の年収を聞きました。今思うとなかなか無礼ですが、優しく答えてくれました。
面接結果は2週間後くらいに来ました。またしても、圧倒的なフィードバックをいただきました・・。この内容も貼り付けたいですが、原稿用紙3枚分くらいの文字数があるので割愛します。
インターンで取り組んだこと
1週目に取り組んだことはゆめみのインターン 前半戦が終わりましたの記事を読んでみてください!
2週目では、「マイページを作る」というタスクに取り組みました。やたら抽象的ですが、本当にこういうタスクでした。このプロダクトにマイページ機能を実装してください、ワイヤーフレームも要件定義もまだなので、それも含めて全部やってください。というタスクです。
UIからAPIスキーマの設計まで完全に一から考える必要があり、実際の実装に取り組み始めることができたのはインターン終了まで残り3日になってからでした。
チームで工夫を凝らして良い機能を提案したり、機能定義の時点からユーザー体験をよくするにはどうしたら良いかを考えたり、とても面白い体験ができました。
他には、NProgressをプロダクトに導入しました。
今回は使ったプロダクトはReactを使ったSPAとして実装されていたため、ページ遷移の時にブラウザネイティブのローディング表示がされず、読み込みに時間がかかった時にちゃんとURLをクリックしたかユーザーが不安になってしまう問題がありました。それをNProgressを使ってページ遷移をしていることがユーザーにわかるように改修を加えました。
感想
14日間という短いような長いような期間でしたが、目的であった「インターンを通して本選考を受ける企業を決めたい」「アウトプット力を身につける」は達成できた気がします。
また、フィードバックを通して自分の長所・短所を見つけられたし、他にも相手に対して思っていることを伝えるスキルも身につきました。
とても楽しかったです。チームの皆さん、社員の皆さんありがとうございました。受けたいインターン先を決めた当時の自分、GJ